健康コラム

潤い足りてますか?

おはようございます。渡辺です。11月も終わりになりましたね。空気が乾燥し、気温もぐっと下がるこの時期は、のどや鼻の乾燥、お肌や唇のかさつき、髪のぱさつき、便秘・・と体の外側も内側も枯渇状態に陥りやすくなります。

風邪の方も増えてきました。かぜにも色々な症状がありますが、のどが痛い、イガイがする、痰はあまり出ないけれど出るときは粘りのある濃い痰がでる、口がからからに渇く、空咳が出る、声が出しにくい・・漢方ではこれらを、肺の潤い不足によるものだと考えます。

肺の乾燥しやすいこの季節ののどの痛みやせきには「潤肺糖漿(じゅんぱいとうしょう)」をオススメします。

生薬の羅漢果(らかんか)には、潤肺止咳、、潤腸通便、生津止渇の働きがあります。(「薬膳素材辞典より」)これにストレート果汁100%で独特のコクと酸味のある「イスクラ枸杞(くこ)ジュースを加えると、さらに美味しくなりますよ。ぜひお試しくださいね。

かぜの症状は常に同じとは限りません。その時々の症状に合った漢方薬を選んで服用することが大切です。

 乾燥肌でお悩みの方も多いこの時期、色々は美容液を試してみたけれどいまいちという方に試していただきたいのが「セ・サージクリーム」。あの赤いパッケージでおなじみの「紅(ほん)サージ」と同じ天然成分、サージオイルを使用したクリームです。サージオイルには数種類の脂溶性ビタミンや脂肪酸、オレイン酸などの不飽和脂肪酸、ポリフェノールなど100種類を超える天然成分が含まれています。

また、乾燥は肌のバリア機能を低下させ、ほこりやダニ、紫外線や化粧品などが肌の内部に入りやすくなります。これが肌荒れや化粧品かぶれ、敏感肌の原因です。バリア機能の低下はしわにもつながりますから、年齢を問わず女性にとって油断できません。

「瑞花露(すいかろ)薬用保湿ローション&クリーム」は、養膚力と整肌力を高め、乾燥肌や敏感肌の方にも安心してお使いいただけるスキンケアシリーズです。

お部屋に加湿器を置いたり、オフィスではお湯を入れたコップの湯気をこまめに顔にあてるなどでドライスキン対策を。

食養生としては、辛みのある食材(生姜、ねぎ、しそ、大根など)を適度に摂ってかぜや乾燥を発散させ、潤いの豊富な食材(梨、柿、トマト、杏仁、れんこんなどは空咳に。白きくらげ、白ゴマ、豆乳、はちみつなどはお肌の乾燥予防に。)で、体に潤いを補うことができます。

今年の冬のかぜやインフルエンザが流行する一足先に「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」や「板藍根(ばんらんこん)」で予防しておくと安心ですね。(星星新聞2008年11月号より)

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漢方アラカルト ◎ストレスからくる胃腸症状

おはようございます。北九州市小倉南区ニナタ薬品の渡辺です。この頃お腹の張り、腹痛、下痢、便秘などに悩まされていませんか?ひっとしてそれはストレスからくる胃腸障害かもしれませんよ。

Kaikigann 人々の生活水準の向上とともに、病気の原因も大きく様変わりしてきました。昔は栄養失調や不衛生が一番の原因でありましたが、現代ではまずストレスがあげられます。

中国漢方では、「気」というエネルギーが体内を流れ、これによって各臓器がスムーズに機能し、新陳代謝が行われると考えています。気のめぐりを良くし、臓器の機能をスムーズにする働きを「疎泄作用(そせつさよう)」と呼び、五臓六腑の中でも肝の役割と考えています。ストレスがたまると、この肝の疎泄機能が悪くなり、気が滞り(肝鬱気滞という)、他の臓器にも影響が及ぶことがあります。

なかでも胃腸に影響を与えることが多いのです。消化酵素や胆汁の分泌、胃腸の蠕動運動は、肝の疎泄作用によって調節されています。疎泄が悪くなると、胃炎や胃・十二指腸潰瘍などが生じやすくなります。下痢や便秘がなかなか治らず、食欲不振・胃のもたれ・腹の張り・腹痛・吐き気などを伴うケースもあります。下痢や便秘の薬を使ってもなかなかよくならない胃腸病には、このような背景があることが多いのです。

このような病気は、複雑な人間関係などに悩む大人だけではなく、最近は子供にも多く見られ、受験勉強が本番を迎える秋以降は、受験生や、そのご両親からの相談も増えます。対策としては、肝の働きを立て直すことで、胃腸障害の改善をはかることが重要です。

中国漢方には、肝と胃腸の働きを調和させる「疎肝理気(そかんりき)」という治療法があります。その代表的な薬は「開気丸(かいきがん)」です。

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漢方アラカルト 四季の養生法

おはようございます。北九州市小倉南区ニナタ薬品の渡辺です。だんだん秋が深まってきました。この季節からは乾燥が気になりますね。特にのどがいがらっぽくなる方が多くなります。漢方の知恵を生活にも取り入れてみませんか?お話してくださるのは、中医師の路京華先生です。

            ◎秋の乾燥期、肺に潤いを!

 北京まで同行してくれた日本人が、着いて2~3日後に、ノドの痛み、空咳、熱っぽさを訴えてきました。大陸特有の乾燥気候が、呼吸器系に影響を与えたのでしょう。

逆に私は日本の湿気が苦手で、梅雨どきには体調を崩しやすいのです。環境が変わると、日頃は健康に自信のある人でも、体調を維持するのは容易なことではありません。

気候風土と病気には密接な関係があります。秋は中国漢方でいうところの「燥」の季節です。気象条件の中でも、燥邪によって引き起こされる病気が多くあります。

Nasi 燥邪の影響を最も受けやすいのは、ノドや鼻、気管支などの呼吸器系です。秋から冬の乾燥期の呼吸器系の病気には、中国漢方でいうところの「肺燥」によるものが多く見られます。

健康な人の肺は、陰液(血液・体液)によって潤され、呼吸や防衛の働きを果たしています。乾燥した気候によって肺の陰液が不足してくると、から咳、のどの渇き、声のかすれ、ほてり、皮膚の乾燥感といった、肺燥特有の症状が現れます。

治療は、肺を潤しノドや気管支の炎症を鎮める作用を持った麦門冬(ジャノヒゲの根)が主役の麦門冬湯や養陰清肺湯が効果をあげます。

食べ物としては、ノド・気管支・肺などの呼吸器系を潤し、咳を止める効果を持つ梨やユリ根、レンコンなどをすすんでとるのが、秋の乾燥期の養生法になります。(2007/10/27)

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